今週は、3大高級木材のひとつであるウォルナットを贅沢に使用したハイバックが栄えるウインザーダイニングチェアを御紹介させていただきたいと思います。
ウインザーチェア、またはスピンドルバックチェアに属するものは数多く流通し、NOCEでも数種類販売していますが、今回のチェアは最高級の部類に入るかと思います。
最高級の理由

1　最高級木材であるウォルナットを使用
このチェアに使われている木材は、世界3大高級銘木であるウォルナット無垢材です。
3大のうち、他の2つはチークとマホガニーですが、木目の美しさとナチュラル色がダークブラウンと言うことで、家具用途では最高にランクされています。
ウォルナットはくるみ科に属する木で、今回使用されているものは、その中でも濃い茶色と際立つ木目で家具に最も適すると言われているアメリカンブラックウォルナットが使われています。
表面はオイルで仕上げているため、艶も程よく落ちウォルナットのナチュラル感が強調されています。

2 スピンドルハイバック
背もたれをスピンドル（紡ぎ棒）のような棒状の木材を数本縦に配列し、上部で束ねたものをその由来からスピンドルバックと言います。
特にイギリス、ウインザー朝時代に良く使われた手法からウインザーチェアとも呼ばれ、後のミッドセンチュリー時代にイギリスのアーコール社によって量産されたものが普遍的なものとなり、現在でも多くの生産者が作っています。

ハイバックを後方から見ると、実に美しいフォルムを形成しています。
ハイバックを構成するには、スピンドル棒を長くしなければならず、技術とコストが要求されるため、必然的に高価なものになってしまうのです。

サイドから見ても惚れ惚れするようなシルエットを見せてくれます。
そして背中を高いところでホールドするので、着座時にハイバック独特な「もたれかかる心地良さ」を感じることができるのです。

3．隠れた仕掛けがデザインに寄与
上の画像をご覧いただきますと、2本の前足をつなぐ「ヌキ」が見えません。

それは、このように座面下部に近い所に「ヌキ」を置いて

後方の脚中央の「ヌキ」から斜めにつないでいるからです。

下から見るとこのような構造になっています。

チェアに少し苦しい体勢になってもらい、斜め下から見るとよくかります。
脚の前後のヌキが段違いで付いて、

斜めに

2本の棒で繋いでいるのです。
これは力学的見地で、ハイバックの場合、背もたれの高い位置に重心が置かれます。
背もたれに寄りかかると、背もたれの低い（重心も低くなる）チェアよりも後方への加重も多くなるのです。
この力を支える（分散させる）ための仕掛けと言うわけです。

力学上の利点ばかりではなく、前方から見るとヌキが目立たず（この位置だと見えない）デザイン上スッキリし繊細なイメージとなっているのです。

サイズは、上画像のようになっています。
素材は、北米産アメリカンブラックウォルナット無垢で、表面をオイルで仕上げています。

価格は、税込、送料、開梱設置無料で32,800円となっています。
オールウォルナット天然木のウインザーチェア、ハイバック、オイル仕上げ、諸費用なしの価格を考慮すれば、かなりコストパフォーマンスの高いチェアと言えるでしょう。

高価になりますが、ウォルナット無垢材のダイニングテーブル（画像はMK-1T4ウォルナット）と4本揃えると、美しく上級なインテリアが実現できるでしょう。
ウインザーハイバック、ウォルナットの感触、座り心地、美しいスピンドルバック、気品
実物を是非NOCE各店にてお確かめいただければと思います。

今週から7月です。
昨日の未明ですが、突然の爆発音にガラスが響きました。
以前、ガス爆発が起こった時のことと酷似していたので、もしや！と思い外を見回しましたが、静寂な夜に包まれていました。
そのうちどこかで緊急車のサイレンが聞こえるだろうと眠れずにいましたが、一切気配もなしでした。
朝起きて、ネットをお立ち上げると「火球（かきゅう）」と呼ばれる大きな隕石（流れ星）のひとつが関東上空を通過したとありました。
未明の大きな爆発音の正体はこれでした。
大きさは50センチほどですが、通常の流れ星がパチンコ玉以下と考えれば巨大であること間違いなしです。
もしかしたら、破片が落下している可能性もあるそうです。
一方、仙台の上空に「謎の白い物体」が飛来し、太平洋の方に消えたそうです。
なにか、世の中不穏です。
こんな時こそポジティブでいきたいところです。
意識的に力を抜くといいみたいです。
深呼吸とか、一度思いっきり力を入れて「フーッ」と息を吐きながら抜くとか。
いずれもマイペースでいきましょう。

〇MKWSC10チェア：32,800円【送料、開梱設置無料・税込】サイズ　幅52×奥行46×高さ96（44.5）cm

〇MKWSC10チェア展示店：渋谷店、浅草蔵前店、港北ニュータウン店、横浜駅前店、日野橋店、梅田店、福岡店