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テーブル

セメント製ローテーブル 3 

セメント製ローテーブル最後のご紹介です。

最後は「もうこれはオブジェそのもの」です。

家具と表現するより、陶器製の花台、石膏製のオブジェ、天然石の彫刻と言ったところでしょうか。

これを初めて見たときのインパクトは忘れられません。

これをテーブルにするとは「なんとおしゃれ」な事でしょうか・・・・と。まさに一目惚れでしたが・・・・・問題がありました。

オリジナルには安定板がなく、直立も不安定で家具として利用価値の極めて少ないものでした。

ただメーカーはオリジナルのフォルムを変えることを、「デザインの毀損」を理由に頑なに拒否していました。

気持ちはわかりますが、美術品ではなく道具のひとつとして考えれば、とても無理な話です。

画像をご覧いただければ一目瞭然、安定板がない状態ではヘッドが重くなるため、「少し触れただけ」でもすぐに転がってしまうのです。

もちろん僕も「もし置くだけのオブジェ」なら安定板がない方が美しいかと思いますが、家具バイヤーとしては、生活上で使えないものは難しいと考えてしまうのです。

それでも「この美術品のようなものが家具になる」発想は諦めがたく、メーカーと何度となく試行錯誤のもと試作を繰り返し、なんとか商品化しました。

セメント1の安定板は、天板に合わせて楕円に、セメント2は天板の位置にあわせてと、それぞれ全体のデザインを損なわないように設置しています。

今回は、天板と支柱の円の大きさにバランスよく配置できるように調整しています。

【目次】

 

球体を重ねたようなオブジェ

ローテーブルと言ってもオブジェ色が濃く、石膏で作った彫刻のようでもあり、ろくろを回して作成した陶器作品のようでもあり、またフラワースタンドのようでもあります。

また球体がつながる様子は、気持ちをリラックスさせたり、和ませたりしてくれそうです。

 

円形の水盤のように見える天板

2つの丸い球体の上には、その球体を大きくして2つに割ったような形状の天板が載っています。

ローテーブルの天板になるものですが、球体上の水盤のように見えます。

水盤に見える天板は完全な円で、全体のデザインを締めているのです。

 

天板と球体の中間の大きさの安定板

このローテーブルの一番難しかったのが、この安定板の大きさでした。

大きいと安定感はありますが、球体と天板に対するバランスが悪くなり、小さいと安定板の役割がなくなってしまうのです。

結果、程よい大きさになり、水盤から下に流れて落ちる水たまりのようなイメージになりました。

このデザインに関して、僕はオリジナル(安定板なし)よりもよく見えると思っています。

 

素材感を強調するマットにエンボスのある仕上げ

表面の仕上げは備前焼を連想させるマットで、少しざらつき感のあるものになっています。

セメントの素材感が活かされ、様々なインテリアとも合いそうです。

 

インテリアの素材

インテリアはシュールそのものです。

ソファーの脇に置いても置くだけでアートになります。

オブジェそのものです。

シュールなカフェです。

トーンの強いソファーでも合います。

ランプスタンドです。

ミニマリズムです。

 

幻想の世界

パリのワインバーです。

コペンハーゲンのカフェです。

バルセロナのピカソ美術館です。

ミラノのバールです。

生け花の展示会です。

ホテルのラウンジです。

 

サイズ、カラー、価格

サイズは上画像のようになっています。

白い雲は

灰色に変わり

やがて雨を降らせる黒になる。

価格は、税込、送料無料の26,800円です。

 

球体を連ねたオブジェのようなローテーブル、その雰囲気、素材感、是非NOCE各店にてお確かめいただければと思います。

サイドテーブルCB377【送料無料】

ブラック展示店舗:吉祥寺店 新潟店 梅田店 浅草蔵前店

グレー展示店舗:あべのHoop店 名古屋店 横浜駅前店 新宿店

ホワイト展示店舗:仙台店 福岡店 サッポロファクトリー店 渋谷店