ポーランドのトーネット工場が作る、おしゃれでアートな曲木のダイニングテーブル
ポーランドの曲木工場・・・トーネットによって1881年に設立され、今も作り続けている伝統的な工場です。
NOCEでもおなじみの035チェアが作られているチェコのTON社と1950年まで兄弟会社で、製法は全て当時のままです。
曲木、特にトーネット系工場のものはブナ材を蒸して、金型に入れて成型(曲げる)します。
19世紀後半、ミヒャエル・トーネットによって発明された伝統的な手法で、その曲線の美しさは、時代を超えても変わりません。
さて、曲木と言えばチェアですが、今回御紹介させていただくのはテーブルです。
トーネット時代からの引き継がれたデザインで、元トーネット工場により仕様が少し異なっています。
時代とともにこのテーブルも廃盤となってしまった工場もあり、言わば貴重品といえるでしょう。
シンメトリックな脚のデザイン
デザインの特徴は、シンメトリカルに曲木で構成された脚です。
3本の曲木を
中央で束ね
上と
下で輪状の曲木で結合させています。
完全ではありませんが、上下対称のシンメトリカルなデザインになっているのです。
構造的にも理にかなったものですが、なんと言ってもその構造が演出する美しさがあります。
それは、まるでオブジェのような芸術品と言えるでしょう。
上部の曲木の輪に取り付けられたトレー
上部分の脚を結合させる曲木で作られた輪の上に、トレーが取り付けられています。
レストランやカフェ用に生産されたもので、「小物置」のやくわりを果たしています。
丸い天板と曲木のハーモニー
天板は、円形で
脚の曲木とピッタリ調和し、全体の丸さを強調させています。
様々なインテリアに対応
インテリアの観点ですが、デザインの主張が強く存在感もあるため、ジャンルにこだわらず配置できそうです。
とは言え、やはり王道のカフェにはピッタリでしょう。
一方、使いこなしでビンテージやブルックリンなども似合いそうです。
サイズは、上画像のようになっています。
素材は、ブナ天然木で脚部は無垢、天板は突板となっています。
カラーは、ウォルナット色のみです。
価格は、税込、送料無料の88,000円となっています。
悠久の時空を超え、ウィーンのカフェから飛び出してきたようなテーブル、ポーランドの伝統あるトーネットの曲木工場で作り出された逸品、その雰囲気、デザイン、是非NOCE各店にてお確かめいただければと思います。
下北沢のカフェ・ノルマーレでは、同じ工場で作られたチェアとともに使用しておりますので、自慢の手作りパニーニとともにおくつろぎいただければと思います。