ソファ 2023/10/062023/10/06

ソファーのご紹介　フルオリジナルの花びらのようなデザイン、その名もフラワー

置くだけで絵になるようなデザイン性の高いソファー、世界には多く存在するかと思いますが、それ自体が絵のままであったり、オブジェそのものだったりするもの・・・・そんな思いを込めてデザインしました。
まず、デザインです。
せっかくゼロから形を起こすため、自由な発想がないか・・・・これがとにかく難しい。
なにか「こんなものとかこんな感じ」と言われれば簡単ですが、全く何もないところから生み出すことほど大変なことはありません。
そこで今回は、自由にレイアウトできるモジュールタイプにフォーカスして始めました。
モジュールタイプの形状は、スクエアーが基本です。
なぜならば、四角形の4辺をそれぞれ組み合わせた方が効率よく様々な形を作ることができるからです。
3角形、5角形・・・それぞれの平面で結合させることができます。
ただ、デザインとして考えると・・・・限界はあります。
有名なイタリアモダンの会社に素晴らしい4角形のモジュールタイプのものがありますが、値段が素晴らしいだけではなく、オブジェのような家具です。
さて「どうすれば」と考えた時、最も効率の悪い「丸」から発想してみようと考えてみました。
丸・・・究極の曲線・・・オブジェ・・・モジュールソファー・・・。

【目次】

＜自然界にしか存在しない美しいオブジェ＞

究極の丸は、月や地球でしょうか。
そしてそこから派生する山、川、石、そして生物が持つ曲線、それはすべてが無二であるから美しいのでしょうか。
そこで着目したモチーフが花なのです。

＜パーツから構成される花びら＞

花びらは、中心の円である花芯から外に開いています。

やがて散る花びらは、一つ一つのパーツから構成されているのです。

＜花という自然界で最も美しいもの＞

花びらという自然界のオブジェ、花びら一つ一つのパーツがモジュールと考えれば「なしではない」とデザインを始めたのです。

まず、完全な花びらの形を作らなければなりません。
花芯は、完全な円を構成するため、花びらの内側も円になるようにしなければなりません。

＜花びら一枚がチェアになる＞

花びら一つがチェアになるようなイメージです。

＜花芯がスツールやオットマン、テーブルになる＞

花芯は、スツール、テーブル、オットマンになるようにします。

モジュールソファーの可能性を広げるため、花芯のスツールは分割式にしました。
スツール、オットマン、テーブルなど花びらに付けても独立して使用しても重宝するはずです。

＜花の形で使用すれば、小上がりのようなイメージに＞

全てを閉じて完全な花の形にすると、小上がりのように使えます。
花芯にワインやチーズを置いて和みのひと時・・。

＜花芯を抜いて掘りごたつのイメージに＞

花芯を抜くと、円形のくぼみができます。
ダイニングテーブルを置くと「掘りごたつ」のようなイメージになります。
ダイニングセットとしても使えるのです。

＜バラして使えば、無限の可能性で楽しさ倍増＞

さてこのソファーの一番の醍醐味、バラバラにモジュールとして使用した例をいくつか挙げてみましょう。
勿論、使い方は、自由自在です。
これ以外にも無限にあるでしょう。

スツールをオットマン、またはローテーブル代わりにしたものです。
４人で座ることもできます。

ローテーブルです。

オットマンを付けてカウチの代わりに。

２つ並べてオットマン付けると、前面がフラットになります。

ソファーセットになります。
ひとつのソファーは、クリアランスがあるので、「なかよし」ならば２人座れるでしょう。

２シーター×2のイメージです。

ラウンジ系です。

これもラウンジ系です。
サイドから見ると、また違う表情になっています。