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ソファ

2018年8月31日 デニム地を使ったソファー 1

今週、8月最終週にもかかわらず、ガッツリ暑い日が続いています。 梅雨明けの7月から、2か月です。 連日35度以上の日が続きました。 日曜日、下北沢で温度を計測すると39.5度でした。 インフルエンザです。 そしてその晩、すごい雷の嵐でした。 光と雷鳴が同時の雷が連続し、短時間ですが停電しました。 そして「月曜から涼しくなるかも」と期待していましたが、また35度が続いています。 先週、「こんなに赤くなるの」的な見事な夕焼けが、下北沢の空を覆いました。

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秋は近いのでしょうか。 明日から9月です。 今週末、NOCEのある地域のお天気ですが、土曜日は札幌を除いてぐずつき、日曜日は札幌、新潟をのぞいて、曇りや雨といったあまりスッキリとしないお天気になるそうです。 お出掛けの際には、是非NOCEにいお立ち寄りいただければと、全国スタッフ一同、お客様のご来店を心よりお待ち申し上げております。 今週から、デニム地を使ったソファーを2週にわたって御紹介させていただきたいと思います。 現行リリース中のモデルに、新しくデニム地を追加したもので、1つは7182の1シーターと2シーターで 20180831-1.jpg

もう1つは、7220になります。

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まず、「何故デニムなのか」です。 デニム生地と言えば、ジーンズが最も象徴的でしょう。 何と言ってもアメリカです。 1800年後半、ゴールドラッシュ時代の鉱夫のワークパンツとして生まれ、その後「作業用パンツ」として定着していきました。 これが、1950年代のアメリカ映画で主演男優が着用していた事から、ファッションとして一大ブームとなりました。 日本では、アメリカの中古として1950年後半から、ファッションとして始まり1970年のテレビドラマで有名男優が着用していたこともあって、ブームとなりました。 当時は、ジーンズではなく「ジーパン」でした。 僕は、「GIが履くパンツ」でGパンだと思っていましたが、ジーンズ・パンツの略という説もあるそうです。 ジーンズは、規則や慣習に縛られないと言った自由の象徴でもありました。 僕も当時、まだウォッシュタイプが少なかったころ、「ピカピカのブルージーンズ」がいやで、買ってきたその日に親の目を盗んで、浴槽に水を張って、ピカピカのジーンズを履いたまま湯船につかって、よく軽石で擦ったものです 当然、持ちが悪くなるため、当時高価だったこともあり「物を粗末にするな」と親に怒られました。 穴のあいたジーパンとジージャン(デニム地のジャンパー)で成人式に出席して、「大人の言いなりになるくらいなら、子供のままでいいじゃん」的な・・・・うわーーーめっちゃ恥ずかしい・・・・事もありました。 それなら「むしろ成人式に出なきゃいいじゃん。出席することそのものが迎合なんだよ!」って、ごもっとも!・・・ですよね。 さて、カジュアルファッションのイメージが強いデニム地ですが、インテリアではどんな要素があるのでしょうか。 その昔、アメリカン・カントリーが流行ったことがありました。 アーリーアメリカンスタイル、当時は、特にシェーカー系の家具が主流でした。 その派生形にアメリカン・ビンテージがありました。 アメリカ開拓時代を思わせる、少し粗野で武骨な感じで、起毛の牛革カーペットに樽を使ったテーブル、手作り風なキャビネットとチェア、馬車の車輪、そしてデニム地のソファーです。 そして壁には、忘れてはいけない星条旗でした。 現在のインダストリアルの原型とも言えるインテリアかと思います。 当時は、カントリーブームの流れもあり、そこそこ地位は築けましたが、「一部の愛好者」に留まっていました。 最近、このアメリカン・ビンテージとインダストリアルがミックスされて理解されているようですが、時代背景が違うため、別物です。 アメリカン・ビンテージは、インダストリアルより古い、マニュファクチュア(手工業)が時代背景で、インダストリアルは、使い古した工場の部品を利用するイメージなので,むしろ現代とも考えられます。 デニム系ソファーは、この流れでインダストリアルを経由し、ブルックリン、そしてそのカジュアルさから「西海岸スタイル」までアメリカ系インテリアの象徴的なアイテムになっています。 今回、採用したソファーは、デニムソファー特有のモサッとしたルーズなイメージではなく、ある程度「NOCEのラインナップから逸脱しない」モデルで、お手頃価格でデニムソファーを試すことができるアイテムに限定しました。 これは、7182の1シーターです。

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デニムとは思えない程、スッキリと仕上がっています。 フレームのウォルナットとインディゴのコントラストもグッドです。

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2シーターは、デニムの面積が多くなるため強調されますが、こちらもスッキリと上品な仕上がりになっています。

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デニムフィールは、このような感じです。

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インテリアの観点ですが、カフェ、ナチュラル、シンプルからブルックリンまで、あまりデニムを意識せずに対応できそうです。 価格は、1シーターが19,800円(税込)、2シーターが26,800円(税込)になっています。 もうひとつのソファー7220のデニムですが、こちらはフレームがない「張りぐるみ」(全体をカバー)になるため、デニム色が7182より強調されます。 20180831-7.jpg

ただ、ボディのデザインが全体的に「角」なので、デニムの「タルさ」がありません。 サイドビューの方が分かり易いかと思います。

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デニムフィールは、「いい感じ」で表現され、カジュアルというより高級感さえ漂っています。

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インテリアの観点ですが、カフェ、ナチュラル、ネオ・ノルデッック、ブルックリン、西海岸と「今」をリードしているインテリアに程よく対応してくれそうです。 価格は、34,800円(税込)と大変お手ごろな価格となっております。 今回、御紹介させていただいたデニム地を使ったソファー、デニムの持つフィーリング、タルくない表情、是非NOCE各店にてお確かめいただければと思います。