2018年8月10日 オットマンが付いたカウチソファ
今週、台風の直撃が予想されていましたが、銚子沖で接近し、向きを反対にして遠ざかっていきました。 このため、東京では雨風が少し強まった位で、あまり影響はありませんでした。 ただ、連日の38度近い酷暑から30度以下の日が続き、少し「ホッ」とできました。 台風の置き土産でしょうか ただ今日は、また酷暑が戻っています。 寒暖の差で体感温度40度超えで、かなりこたえます。 さて、今週から夏休みのところが多いかと思います。 今日から再来週の日曜日まで「9連休」という人もいます。 僕は、3日間お休みをいただき、16日からの出社です。 5日間の夏休みです。 それでも、暑すぎて実感もなければ「どこかへ行こう」感もありません。 プールで泳いで「今年こそ3キロ60分の壁を突破」のため特訓でもしますか。 午後の海の家で「夕日と潮騒に乾杯」、暗くなっていく海、海岸線に浮かぶ街の灯り、少し冷たい潮風が頬を撫でて・・・・。 それとも都心のホテルに一泊、海のような街の灯、・・・・これならプールと海の「いいとこ取り」でしょうか。 ホテルのプール、空いていて普段できないドリルができます。 たまに入ってくるカップルも水泳が目的ではないので関係ありません。 目的?・・・・恥ずかしくて書けません。 でもやはり本物の潮騒がいい。 小田急で下北沢から、急行で1時間、終点片瀬江の島で降りて、鵠沼海岸で富士山と夕焼け・・・なんて。 夏の1日が終わる頃、街が絵になっていく。
染め上げられた空に、街が覆われると
瞬く時に
全ての色を
変えながら
情景の彼方に消えて行きました。
今週末NOCEのある地域のお天気ですが、土曜日の札幌、関東、新潟は、雨や曇りとあまりハッキリしませんが、日曜日は全地域で晴れて暑くなるそうです。 夏の週末、お出掛けの際には、是非NOCEにお立ち寄り頂ければと、全国スタッフ一同、お客様のご来店を心よりお待ち申し上げております。 それでは、良い夏休みを! Have a nice summer holiday ! 今週の新商品の御紹介は、コンパクトながら本格的なカウチソファにオットマンが付いたソファです。
もともとカウチソファとは、フランス語でカウチが「横たわる」の意味から派生しています。 中世のフランスで、横に長いベンチのようなチェアに「横たわれるように」と「片側と背もたれをベンチの半分位のところに誂えた」貴族の贅沢品でした。 アームも背もたれの一部と考えられていたのでしょう。 特にロココ様式のカウチソファが有名で、実際多く見かけます。 このカウチソファが、現在の両側にアームが付いた一般的なソファの原型とも言われています。 現在は、左右独立型のシステムソファをカウチ付きソファと呼ばれています。 それは、ソファではない片方をカウチとネーミングしたからだ思います。 本来、背もたれから前方に長く伸びたソファは、シェーズ・ロングと呼ばれています。 シェーズ・ロングとは、これもフランス語で長椅子を意味し、大きなくくりでカウチも入ります。 ただ、カウチを一般的に広めたのは、1980年代のアメリカで流行した「カウチポテト族」でしょう。
カウチポテト族とは、日本では「カウチに寝そべって、一日中テレビを見ながら、ポテトチップのようなジャンクフードを食べるライフスタイル」で、「外に出ず引きこもっている人や何もしない怠け者」または「ジャンクフードばかり食べている不健康な人」のイメージでした。 一方、語原のアメリカでは「カウチに一日中寝そべるジャガイモのような様、人」と解釈されています。 負のイメージではなく形容詞的な言葉で「この週末は、カウチポテトかな」と、あまり積極的に外に出ず、家でリラックスする時に使われていたようです。 カウチの前置きは、これくらいにして今回のソファにいきます。 メーカーでは、1年以上前からリリースしていましたが、生地にデニムで星条旗模様と「ちょっと違うかも」と思いつつ、気になっていましたがずっと躊躇していました。 ただ、スツールが付いているため、カウチ単体のみで販売するより扱い易いと思い、生地にプレーンなカラーを選んで今回のリリースとなりました。 デザインは、全体的に丸みを帯び「コロッとした」柔らかなイメージになっています。
シートのエッジも丸く
スツールのシートも「丸」で、中心にアクセントの「くるみボタン」が付いています。
アームと一体化した背もたれに付いた2つの「くるみボタン」も全体の表情を和らげています。
少し長めの木製の脚は、丸くテーパードされ、外側にハの字に開いています。
このハの字の脚と全体の丸いフォルムが、ネオ・ノルディック(新北欧スタイル)を彷彿とさせます。
カラーは、ブラウン(PU)
ブルー
グレーの3色になっています。
脚は、ラバーウッド天然木無垢でナチュラルに仕上げいます。 付属のクッションは、横たわった時に腰をサポートし、カウチの心地良さを実現させています。 インテリアの観点から、カフェ、ナチュラル、ネオ・ノルディックを中心にブルックリンやラウンジ系でも使えそうです。 さて価格ですが、オットマン、クッション1個を含んで49,800(税込)と大変お求めやすい価格となっております。 全体の雰囲気、横たわった時の心地よさ、是非NOCE各店にてお確かめいただければと思います。 遅い夏の午後、名残る暑さにひぐらしの時雨、部屋にあるカウチに横たわると、窓から差し込む光と長い影、過ぎていく季節に気がついた。