下北沢駅の改修と北沢川緑道に春の足音
下北沢駅の大改修工事も最終章になっています。
きっと小田急線が地下化される「前」を知っている方は、相当驚かれるかと思います。
僕は、毎日見ているため「なんとなく変わっていくなぁ」と言う感じで「変わった」という実感があまりありません。
先週から、井の頭線と小田急線の乗り方が変わりました。
前は、乗り換え時に改札を通らずホームに出ることが出来ました。
つまり、箱根登山鉄道終点の強羅駅から吉祥寺や高尾山口(たかおさんぐち)千葉の本八幡まで改札なしで行けました。
ところが、小田急から井の頭線に乗り換える場合、一旦改札を出なければならなくなったのです。
そして、なんと駅の出入口も「専用」になったので、小田急の出入り口から井の頭線には乗れません。
しかも、券売機も専用になったため、井の頭線の出入口のある券売機で小田急の切符は、買えなくなりました。
地下化で下北沢の乗降客が減少してしまったうえ、「なんか乗り換え面倒くさい」で更なる減少につながらなければいいと思いますが・・・。
その昔、井の頭線は「帝都電鉄」と呼ばれる小田急の子会社だったため、下北沢で乗り換え時の改札がなく、今まで改札がなかったのもその名残だそうです。
でも・・・小田急線は、千代田線著通運転で乗り換え駅の代々木上原はホームで乗り換えるため改札はありません。
もっとも、直通運転なので3路線にまたがっています。
同じ車両でも小田急線は代々木上原で「地下鉄千代田線」に変身し、綾瀬で「JR常磐線」に変わるのです。
もちろん、路線が変わるだびにパスモや乗車券、パスポートなどの身分証明書の提示も必要ありません。
ということは・・・下北沢から北は青森、西は鹿児島や高知を含め、全て改札なしで行けることになる・・・・・のかな。
昨日、下北沢から南に歩いたところにある北沢川緑道にある桜が、待ち切れない春にほころび始めていました。
北沢川は、隠れたお花見スポットとして知られ、満開の桜の頃はにぎやかになります。
かつて桜祭りとして提灯が沿道を埋めた頃、「夜桜で一杯」で夜が更けるまで大変な騒ぎでした。
屋台、簡易トイレ、警察官による整理と大騒ぎは続きました。
結果、翌朝はごみの山、周辺にも投げちかし、道路にはリバースのあと。
そして夜が制限され、提灯はなくなり「大騒ぎ」はなくなりました。
今でも、満開時にはビニールシートが広げられ昼は「花見で一杯」の人たちで賑やかになります。
逆に夜は、静かなので「そこはかとない花見」ができます。
ジャズのピアノソロとシャンパンみたいな・・・・。
北沢川は、下っていくと池尻で目黒川に注がれます。
そして都内でも屈指のお花見スポットである「中目黒の目黒川沿い」を通り大崎を越して、天王洲で東京湾に注がれます。
もう咲くばかりの桜のつぼみもたちの中に
待ちきれずに開花した花びらがありました。
北沢川沿いの満開間近の桜の下で
こでまりは、小さな無数の花に覆われていました。
春分を過ぎ、すっかり春を感じる季節となりました。
来週で3月も終わりです。
街を歩くと、やや強めの春の風が吹いています。
来週には、桜も満開となりそうです。
「お花見ができるかも」の今週末、NOCEある地域のお天気ですが、札幌と新潟の土日が雪やくもりで、他の地域はまずまずのお天気になるそうです。
週末お出掛けの際には、是非NOCEにお立ち寄りいただければと、全国スタッフ一同、お客様のご来店を心よりお待ち申し上げております。