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チェア

新入荷ダイニングチェアの御紹介 高級感漂う木製スピンドルバック


今週は、先日入荷した高級感満載の木製スピンドルチェアを御紹介させて頂きたいと思います。
まず、「スピンドルチェア?」ですが、背もたれに縦に配置された棒状の木材が紡績機の糸巻き棒に似ていることから名付けられました。
正確には、スピンドルバックチェアと呼び、17世紀後半イギリス農家等で使われていたウインザーチェアが起源と言われています。
ウインザー系スピンドルチェアは、起源が農家のためカントリー色が強いものが多くありましたが、ミッドセンチュリー時代の家具デザイナー達がこの手法を取り入れた事から、スッキリしたデザインのスピンドルチェアが一般的になりました。
特にコムバックと呼ばれる(櫛形の背もたれ)スピンドルチェア、例えばNOCEの035チェアは、北欧ミッドセンチュリーのスッキリしたデザインで根強い人気があります。
今回御紹介させていただくスピンドルチェアは、ボウバック(弓形)を基にしたイギリス、アーコール社のスモーカーズチェア(カウホーン型とも言う)がモチーフとなっていますが、背もたれとアームが一体化し、またスピンドルの下部接合部が、シートではなくフレームに固定されているところなど、北欧ミッドセンチュリーの雰囲気に覆われています。

<デザイン>
デザインですが、文字や言葉で表現するより角度を変えてご覧いただいたほうが早いかと思いますので、まず下記の画像をご覧下さい。

斜め上です。
フレ-ムともなる脚と弧を描く背もたれとの絶妙なコンビネーションがわかります。

真上。
背もたれの馬蹄形アールは、背中をやさしく包み込むように支え、エンドの部分はアームレストの役割を果たし、大きめなシートとともに上質な座り心地を与えてくれます。

後ろ
ここは、なんと言っても「スピンドルの美しさ」でしょう。
馬蹄形背もたれに扇形に繋がれ、一本一本が後ろ足のヌキ部分で固定されています。
このチェアの「泣き所」です。

サイド
脚の形状です。
通常の4本足ではなく、後ろ足のアームと底を結ぶ線の中央部を支点として、前足が斜め前方に伸びています。
この画像でもシートは「フローティングスタイル」で各スピンドルは、あくまでも抜きに繋がり、直接シートを支えていません。
ミッドセンチュリーの典型とも言えるデザインです。

それでは、「シートはどのような構造で支えられているのか」ですが、先ほどの支点部分に板を通すことにより支えられているのです。
理屈っぽく語りましたが、とにかく理由なしに「美しくてカッコいい」だけです。」

<インテリア>
チェアにかなり個性があるので、ほぼ全てといえるでしょう。
ある意味オールマイティなので、お部屋を選ばず、「置いたチェアが場のインテリア」を支配してしまうでしょう。
画像左は、トーネット系工場で同じコンセプトで作られたチェアですが、脚の構造が全く違うことがわかります。

ベストに近い組み合わせです。

<カラー、素材>
フレームのカラーは、ウォルナット

ナチュラルの2色でシートカラーは、ブラックのPVCのみとなります。

素材はアッシュ天然木無垢で木目が大変美しく表れています。


<サイズ、価格>
サイズは上記の通りです。
価格は、送料、開梱設置料無料、税込で26,800円となっています。
チェアの価格としては高額ですが、この素材、デザインのパフォーマンスから考えれば、安いかと思います。

ミッドセンチュリーの雰囲気、スピンドルの美しさ、そして座り心地、是非NOCE各店にてお確かめ頂ければと思います。


〇C380チェア:26,800円【送料開梱設置無料・税込】

サイズ 幅56×奥行56×高さ74.5(46)㎝
 

〇C380チェア展示店
ウォールナット×ブラック: 港北ニュータウン店 下北沢店 日野橋店 吉祥寺店 梅田店
ナチュラル×ブラック: 横浜駅前店 仙台店 福岡店