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テーブル

一枚板のダイニングテーブル NOCEが提案する高級家具をもっと近くに 1


NOCEで一枚板のダイニングテーブル?・・・・・想像できません。
なぜなら、一枚板イコール高級で高価なもの、そして「手の届く価格」では手に入らないからです。
その昔、僕も店に立っていたころ、お客様から天板をコツコツたたいて「これは無垢?」と聞かれた事が多々ありました。
それは、当時フラッシュ合板と言うフレームにベニヤを張る工法の板(当然中身は空洞)が主流の頃、たたくとドラムのスネアのように「ポンポン」と音がしました。
これに対し無垢天板は、中身が詰まっているため鈍い音がします。
この結果、軽い音=安物、鈍い音=高級となってしまったようです。
ただ、鈍い音も素材や構造により、価格もピンキリで空洞のほうが高価な場合もあるのです。
また、安物家具の代名詞だったフラッシュ構造も接着技術の高い日本独自の工法で、国内工場の減少とともに、むしろ希少価値として高くなっています。
いずれにしても、天板をたたいて価値を判断することは難しいかと思います。
唯一言える事は、木材の天板で一枚板が天板の最高峰なことでしょう。

【目次】

 

一枚板が最高峰なわけ

それでは、なぜ一枚板が天板の最高峰なのかを解説していきます。
それは、まず天板の構造にあります。
天板の構造は様々で、その構造によって価格もイメージも変わってくるのです。

まず始めにMDF化粧合板です。
MDFとは、Medium Density Fiberboardの略で、中密度繊維版と呼ばれています。
木材のチップを細かく繊維状にしたものを固めて板状に形成するファイバーボードの一種です。
家具の部材として当たり前のように使われています。
このほかにもう少し荒めのチップを使うハードボードがありますが、主流はMDFとなっています。
このボードに、木ではない素材、ペ-パー、PVC,などの素材を接着させた部材をMDF化粧合板といいます。
コストはもっとも安くあがりますが、木材ではないためイメージも木質感から遠くなってしまいます。
ただ最近、ペーパーの技術が向上し、天然木と遜色ない素材もありますが、こうなると価格も木材とかわりません。

突板、天然木突板構造

突板とかいて「つきいた」と読みます。
先ほどの化粧合板に対し、本物の木をうすくスライスしてボードに貼り付けます。
芯材となるボードは、MDF,やハードボードなど様々です。
海外では、ベニヤと呼ばれ日本で呼ばれている板状のベニヤのイメージとは異なっています。
イメージは、天然木を使用しているため、木質感は味わえます。
ただ、化粧合板より高価なものになります。

積層合板

積層合板は、プライウッドと呼ばれ木材を薄くスライスし、何層も重ね合わせ金型に入れ接着剤で固定した後に成型するものです。
よく北欧や曲木の工場で使われる手法で、金型で成型するため美しい曲線が作れることが特徴でしょう。
天板でも木質感が十分に味わえ、横から見た時の層もアクセントになります。

ハニカム構造

ハニカム構造は、強化紙を蜂の巣型に成型し、それを芯材として天然木を貼る構造です。
僕が始めて見たものは、スペイン、バレンシアで行われた見本市でした。
当時、斬新な工法で日本でも輸入する業者もありましたが、高価なことがポイントであまり主流にはなりませんでした。
特徴は、天板の厚みでした。
テーブルの天板は、分厚いほど重厚感や高級感があります。
ハニカム構造は、テーブルに厚みを持たせるメリットがあります。
いわゆる「ハリボテ」になるわけですが、中身を蜂の巣状にすることにより「たて方向の強度」が十分確保でき、しかも軽量にもなるのです。
スペインのテーブルは、分厚い無垢のテーブルのように見えました。
そのテーブルは、高級感もありハードボードで作る厚みにある天板より軽量で、ポルトガルでも生産され一時大人気となりましたが、その後あまり見かけなくなりました。

集成材と無垢材

集成材は、無垢の板をつなぎ合わせて攻勢するものです。
つなぎ目を組んで作ることが多く、海外ではフィンガージョイント無垢と呼ばれています。
一方無垢材は、一本の木からテーブルの長さと厚みの分だけ切り、横に張っていくもので「はぎ」とも呼ばれています。
150cm×80cmのテーブルで言えば、150cm×20cmの板を4枚横につなげて作ることになり、これを「4枚はぎ」と呼びます。
このはぎの数が少なければ少ないほど高価になるのです。
このような構造を無垢と呼んでいます。
一部でこれを集成無垢材と呼ぶこともありますが、フィンガージョイントと「はぎ」とは明確に構造が違うため、海外ではフィンガージョイントとソリッド(無垢)と分けています。
僕もこの考え方が正しいと思っています。

一枚板

最後に一枚板です。
上画像を見ればその価値がおわかりいただけるかと思います。
一切加工なしです。
生ハムの原木を厚切りにスライスするようなものです。
このように切り出された板は、加工品ではありません。
切り出された木は、一切加工しない木そのものなのです。
これは、他の加工された天板とは全く違います。
木製天板の最高峰と言えるのはこれが理由なのです。

一枚板の魅力は、木の精霊が宿る一生もので一点もの

一枚板の魅力は、まず100年近くの樹齢から生まれるため木の魂が宿ると言われています。
実際、悠久の年月を経た原木から発生するマイナスイオンが、人の気を静める効果があると立証している例もあるのです。
また、一本の木から生み出された天板の木目やサイズもすべて異なるため、まさに世の中に唯一無二の一点ものになるのです。
そして、手入れをすれば何十年、何百年と使用できるため「一生もの」どころか孫子の代に受け継ぐことができるのです。