デザイン性の高いチェア・・・・憧れてしまいます。
それでも「いざ購入」と意気込んでも躊躇することがあるかと思います。
なぜ・・・・値段が高いからです。
ただ残念ながら、デザイン性の高い家具に、相対価格（同類と比較したときの価格）の安いものは存在しません。（あるかもですが稀です）
なぜならば、相対価格が安いものはそれ自体が付加価値になるため、生産時の効率が求められデザインを考慮しなくなるからです。
一方、デザイン性の高いものは反対に、効率よりもデザインが優先されるため、必然的に高くなるのです。
それでも、デザイン性の高いチェアは、置くだけで絵になり、所有するだけで満足感があります。
さて、購入の決め手は、ズバリ「価格とデザインと機能のバランス」でしょう。

美しさ際立つサイドビュー

チェアを横から見ることはあまりないかと思いますが、このチェアのサイドビューは、息を呑むほどの美しさがあります。
背もたれに対するバックフレームの角度、そのバックフレームからフロントフレームに通じるヌキの角度は、チェアを超越し芸術的なオブジェのようです。

このラインは、イタリア、スパニッシュモダン全盛時代（今から20年ほど前）に良く見られた手法です。
当時、様々な素材を使ったものがありましたが、木製のものは恐ろしく高かったかと思います。
記憶では、現地工場価格でも5万円くらいでした。
MAGISやPOTOCC、CAPPELLINIと言った有名ブランドからブティックファクトリーまで、現在は殆どなくなってしまいましたが、当時は多数存在していました。
今、この価格で販売できることが夢のようです。

曲木が作るハーフアームの曲線

このチェアのアイコンとも言えるのが、背もたれの曲線と一体化したハーフアームです。
ハーフアームとは、北欧ミッドセンチュリー期にデザインされたもので、アームをシート前方まで伸ばさず途中で切ったような形状です。
利点は、デザイン上スッキリすることと、ダイニングチェアのアームが持つ本来の目的でもある「肘をあずける機能」も損なわれないことで、合理的で機能美に優れています。
ただ、デザイン上やや「寸足らず」なイメージのものになってしまうことが難でしょう。

このチェアは、背もたれに曲木を使用し、曲線を強調しています。

曲木が演出する美しいカーブがハーフアームの「悪いクセ」を払拭し、ボディとの絶妙なバランスで全体に溶け込んでいるのです。
まさに、官能の世界と言えるでしょう。

背もたれの曲木上に表れるアッシュ天然木無垢の木目

曲木で作られた背もたれもアッシュ天然木無垢のため、背後にも鮮やかな木目が見えます。
テーブルセッティング時、使用しないときも木目の主張でお部屋の質感が上がります。

天然木アッシュ無垢材の高級感

全体は、曲木部分の背もたれも含めアッシュ天然木無垢材で構成されています。
高級木材のひとつでもあるアッシュ材を使用することで、さらに高級感が増しています。

座り心地の良いシート

シートの幅は幅広くゆとりがあるため、ゆったりと座ることができるでしょう。

シート先端部は下方向に曲げてあるので、脚の荷重が分散され疲労が軽減されるでしょう。

一本でもインテリアの主役に

デザインから、一本でもお部屋のイメージを変えてしまうほどのインパクトがあります。
もちろん、ダイニングテーブルに4本揃えれば、強烈なイメージで高級なインテリアが実現できるでしょう。

サイズは、上画像のようになっています。
カラーは、アッシュ天然木ウオルナット色となっています。
価格は、税込、送料無料で32,800円となっています。
初回入荷が完売してしまいましたが、来月再入荷となっています。
曲木で作られた美しい背もたれを持つハーフアームのチェア、そのデザイン、雰囲気、アッシュ天然木の木目、高級感、そして座り心地、是非NOCE各店にてお確かめいただければと思います。

◇チェアC406【送料無料】ウォールナット/ブラック

展示店舗：梅田店

※価格はブログ更新時のものです。